大川小訴訟の控訴案承認で世間の反応は?判決はどうなる?

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2011年3月の東日本大震災での津波により犠牲となった宮城県石巻市立大川小学校の児童の遺族が県と市を相手に損害賠償を求めた訴訟で、石巻市議会側は賠償命令の判決に対して控訴案を可決させました。

遺族はこの控訴に対して怒りをあらわにしております。

先生たちに過失があったのか?

それとも防ぐことができた状況だったのか?

判断の難しいこの裁判の行方はどうなるのでしょうか?

今回はこの控訴案承認に関しての世間の反応をまとめてみました。

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大川小学校の震災時の状況

まずは震災時の大川小学校での状況をまとめてみます。

大川小は東北最大の大河である、北上川の釜谷地区に存在している小学校です。

地震直後の14時46分直後に教員たちの誘導で校舎内から校庭へと移動。

この際に車で迎えにきている保護者も数人いたそうです。

14時49分に大津波警報が発令。

教員たちは校庭でこれからの対応を検討し始めます。

まず校舎内ですが、校舎は割れたガラスが散乱しており、さらに余震で倒壊する可能性も考えられたので校舎はダメと判断。

次に学校の南側にある裏山への避難を検討します。

この裏山は足場が悪く急斜面のため児童が登るのは困難と判断し、裏山への避難は断念しました。

このような状況から判断して西側200メートル先にある新北上大橋を目指すことを決めます。

そしてこの判断が結果的に児童と先生の犠牲につながってしまいました。

15時10分過ぎにこの地区に津波が押し寄せて多くの人や家屋を襲い、甚大な被害を及ぼしました。

釜谷地区の住民たちの話しによると、「誰もここまで津波が来るとは思わなかった」とのことで、それだけ想定外のことだったということでしょう。

この地区での犠牲者は住民の約4割にあたる189人で、津波を見ようとして堤防で犠牲になったり、自宅にいたまま犠牲になった人もいたそうです。

防災無線の呼びかけも1度きりだったそうで、予期せぬ災害に十分な構えができなかったというのが現実だったのだと感じます。

大川小訴訟の控訴案承認で世間の反応は?

こういった状況下で起きた人災でしたが、今回の大川小訴訟での石巻市側の控訴に対しての世間の反応を一部まとめてみました。

なんで海側に。
助かる命もあったのに!

お金を貰っても子供達は帰ってこないからね…
本当にやりきれないよね

山に逃げようとした子を教師が引き留めたんだよね。

と、先生たちの判断で児童を助けてあげられなかったことや幼い子供たちの命が失われたことに対してやりきれない気持ちなどのコメントが多くありました。

一方でこのような反応も。

予見できたならあれほど多くの方が津波の犠牲になることはなかったのでは…
ご遺族の無念も分かるけど、予想以上の巨大な津波だったからね…

先生を断罪という横断幕が掲げられていたけど、教職員が子供たちを守れなかったのは事実だとしても、教職員も犠牲になっているのだからどうなのかと思った。教職員の遺族はどう思ったのだろう。
このような事が二度と起こりませんように。

何をどうしてたら良かったのか
学校として出来たこと
県としてやれたこと
あの何もかもが初めての体験者ばかりの状態で起こったことを
これからの防災対策に生かすべく
賠償ばかりに目を向けず未来にもお金を使って欲しい

なんとも言い難いけど、この判決が出たことで全国の学校等での災害避難マニュアルとかが見直されるきっかけになって、今後どこかで大きな災害が起きた時に救われる命が少しでも増えるといいなと思う。

と、あのような未曽有の大災害の状況において、まともな判断をすることの難しさや教員たちの遺族に対しての気持ち、そしてこれから未来へ向けての防災対策についてのコメントなども多数ありました。

たしかにあの時の状況でとっさに正しい判断ができるかと言われると多くの人がイエスとは言えないのではないでしょうか。

結果的に先生たちの判断が惨事を招いてしまったのは事実ですが、そこだけを切り取って判決で何が正しかったというのを決めることには違和感があるのは正直なところです。

これからの災害に対しての対策も含めて何か違う形で未来に向けた話しが進むと良いとは思います。

ただ遺族側が辛い立場なのも事実で、学校側はこの件での都合の悪いことを隠そうとしたということも一部で報道されております。

それが本当であるならば、この判決に関してはその当時の状況下であったことをハッキリと学校側が示し、遺族が少しでも気持ちの面で納得できる形で終わることを願っております。

まとめ

大災害時での判断ミスによる訴訟の控訴という難しい問題。

どんな判決になろうとも、この判決結果によって喜ぶ人はいないでしょう。

亡くなった方はみんな被害者です。

こういった大災害での被害を知り、私たちは大災害に対してこれからできること意識し準備していくことが重要だと思います。

改めて、東日本大震災の災害によって亡くなられた方たちに心よりご冥福を申し上げます。

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