明治神宮外苑イベント火災の原因や状況は?責任は主催者か大学どちらにある?

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2016年11月6日の17時15分頃に、東京の新宿区、霞ヶ丘町の明治神宮外苑に所在する軟式の野球場で行われていたイベント会場で木製展示物火災に遭いました。

この火事によって5歳の幼い男の子が命を落とすという悲惨な事故が起きております。

なぜイベント会場で火災が発生したのか?

またイベントの主催した東京デザインウィーク側や展示物を作成した日本工業大学側の責任はどちらあるのか?

この火災事故を検証しながら、この2点を考察してみました。

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明治神宮外苑イベント会場火災事故の経緯や状況は?

まずはこの火災事故の経緯や状況を振り返ってみます。

このイベントを主催したのはTOKYO DESIGN WEEK という会社です。

そしてこの東京デザインウィークというイベントとは、

日本から世界に発信するクリエイティブの祭典”TOKYO DESIGN WEEK”はデザイン、アート、ミュージック、ファッションというジャンルを超えながら、トップクリエイターから、企業、若手、学生、ハンドメイド作家まで700を超える出展者が参加する総合的な展示会イベントです。
よりクリエイティブな生活を求める高感度なユーザーや、アクティブで情報感度の高いユーザーなど、世界各地から、多種多様な11万人が来場します。 異業種とのビジネスマッチングや直接ユーザーとのコミュニケーションによる新たな発見など、通常の展示会やイベントでは得られない、予想を超えた出会いやビジネスチャンスの可能性があります。

となっております。

つまり様々な分野のクリエイターによる展示会であり、交流会といった趣旨のイベントといったところでしょうか。

報道によると今回火災が起きた展示物は日本工業大学による展示品で、「素の家」という作品名とのことです。

この展示物が午後5時過ぎ頃に何らかの原因で燃えてるとの通報が消防庁などにありました。

そして火災が発生してからは会場に居合わせた人たちが消火器を使用するなどして消火活動を行い、まもなくして火は消し止められます。

しかし、火災発生の際に展示物の中で遊んでいた5歳の男児を救うことができず、非常に残念ながら、犠牲となってしまいました。

この展示物は前述した日本工業大学の工学部建築学科の学生によるサークル「新建築デザイン研究会」が制作したもので、サイズが高さ3メートル、横幅5メートル、奥行き2メートルの大きさで、中に人が入って遊べる作りになっていたようです。

犠牲になった男児はこの展示物の真ん中辺りで遊んでおり、火災に巻き込まれたという状況でした。

本当に不運というしかないですよね。

イベントに来場した人たちは展示物に火が回るなんて想像もできなかったでしょう。

すぐに脱出ができなかったのか、また救出することができなかったのか。

火が回った際の状況がどうのようなものだったのかハッキリはしておりませんが、救出できなかったことが本当に悔やまれます。

明治神宮外苑イベント会場火災事故の原因は?

それではこの展示物が燃えた原因はなんなのでしょうか?

現在のところは警視庁が当時の状況を詳しく調べている段階で、火がでた原因はハッキリしておりませんが、いくつか考えられる原因を考えてみます。

いまのところ有力な情報として、目撃者の話しではこの展示物の木くずがなんらかの原因で出火したという情報があります。

仮にこれが本当なら木くずに火が発生した原因として考えられるが、展示物を照らす、強いライトによって木くずが燃えてしまったということが挙げられますね。

その他にはタバコの日火が移ったというのも考えられますが、おそらくイベント会場は禁煙でしょうから、これはありえないと思います。

配線がたこあし配線になっていたということも考えられますし、もしくは静電気とうこともありえるかもしれません。

怖い想像をすると放火ということもないとはいえませんね。

いずれにせよ幼い子供が犠牲になったこの火災事故は原因をハッキリとさせて、二度と同じようなことがおきないようにしなければなりません。

明治神宮外苑イベント会場火災事故の責任は?

この火災事故の責任はイベント主催者のTOKYO DESIGN WEEKなのか、それとも展示物を出展した大学側なのでしょうか?

結論から言えばどちらにも責任はあるではないでしょうか。

TOKYO DESIGN WEEKの社長は報道陣の取材に対し、「尊い命が失われ、重く受け止めている」と謝罪を表明する一方、「消防法に基づいて対策は講じていた」とし安全対策はしていたと主張しているようです。

ただ、火災後にイベントが続いていたということで、この火災事故に対する認識の重みを感じていなように思えたのは事実であります。

一方で、大学側は「事実確認中で情報収集を急いでいる」とのことで、安全対策に関する話しは今のところ確認されておりません。

イベント会場ですので、イベントの主催者がどこまで安全に対して配慮されていたのかが非常に気にかかるところですね。

責任はどちらにもあるとは思いますので、これから主催者、大学側ともに事実をハッキリ公表していってほしいものです。

まとめ

5歳の幼い男児が犠牲になるというイベント会場での悲惨な火災事故。

今後は原因をハッキリとさせて、2度と同じような悲劇が起きないようにイベント主催者と大学側には最大限の努力をしてもらいたいですね。

亡くなられた5歳の男の子には、心よりご冥福をお祈りしております。

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