お寿司チェーン店のくら寿司が11月4日に牛丼の新メニューを販売開始しました。
くら寿司と言えば、基本的に100円でお手頃にお寿司が食べられるという飲食店でしたが、近年お寿司以外のサイドメニューが充実しております。
そんな中で新たに販売された牛丼ですが、世間の味や値段に対しての評価や評判はどうなのでしょうか?
実際に食べてみた感想を交えてレポートしてみます。
くら寿司の牛丼の特徴は?
まずは今回販売される、くら寿司の牛丼の特徴をまとめてみます。
キャッチコピーは「牛丼を超えた、『牛丼』」。
マグロ、カツオ、宗太カツオ。サバ、アジ、潤目イワシ、イワシの7種の魚介だしに醬油やみりん、酒などを混ぜ合わせたすき焼きのだしのような甘めの味の仕上がりになっております。
肉はアメリカ産などのバラ肉で、脂身の入り方までこだわっており、米も国産、野菜も国産玉ねぎを使用し、素材のこだわりをアピール。
また「こだわりの製法」で牛肉はやわらかく、玉ねぎは食感と甘味を引き出すようなコクと深みのある味を実現しているとのことです。
「牛丼専門店にも負けないクオリティで、新たな市場を開拓する」
記者会見で田中社長はこう強調しており、魚や寿司が苦手な客層の掘り起こしが狙いのようです。
実は4年前にも牛丼に挑戦していたくら寿司。
この時は九州地方でテスト販売したものの、盛り付けの量がお客によって違うなどのオペレーションでの失敗が響き、味でも支持が得られずに3カ月で撤退をしていました。
同じ過ちを踏まないようにと、今回は長い月日をかけて準備をしての販売に至っているようです。
まずはオペレーションの改善。
4年前が店ごとの調理して失敗したので、今回は首都圏や関西圏などの全国数カ所の工場で製造をまとめました。
そこからくら寿司のレシピに沿って製造された牛丼が全国に配送される仕組みになっております。
これにより量や味のムラがなくなるとともに、商品提供の速さが実現しました。
たしかに実際お店で注文した時は2~3分以内に牛丼が到着しましたね。
そして味の改善としましては寿司チェーンらしく魚介のだしに挑戦。
牛丼は濃い味のだしが必要になってくるため味の調整がかなり難しかったようです。
この牛丼の開発では、2万食と500種類もの膨大な試作を繰り返し行ったそうで、そうした開発努力により、ようやく新作牛丼の販売につながりました。
くら寿司の牛丼の味の評判や感想は?
それではこのくら寿司の新作牛丼の世間の味の評判はどんなものなのでしょうか?
一部の感想をまとめてみました。
松屋の牛丼と比べると、少し甘さ控えめだと思います
くら寿司の牛丼食べた!甘み強め。ほどほどに美味い。リピはしないかな。寿司の方がいい
くら寿司の牛丼めちゃんこ旨い
すくなくても吉野家よかくら寿司の牛丼のが美味かった
くら寿司で「牛丼を超えた牛丼」を食べてみた。超えた云々は分からないけど、悪くない、うまいぞ
価格が微妙。味はわるくないかな
概ね高評価ですね。
もちろんまずいという人もいるでしょうが、思ったよりおいしいという評価が世間一般的な感想なのかなと感じました。
そして価格に関しては微妙という意見も。
味は置いておいたとして、ボリュームからして370円(税抜き)の価格はやや高めに感じるかもしれませんね。
私も実際食べてみましたが、けっこう甘めだというのが第一印象。
味は魚介のだしがほんのり効いていて美味しかったです。
牛肉と玉ねぎのボリューム感がやや乏しいとも感じました。
小や大などのサイズ別にしても良いのでは?とも思いましたね。
ただまた食べたいとは思いましたので、個人的にはこの新作牛丼販売は良かったと思います。
まとめ
次々とサイドメニューが充実するくら寿司。
今回の牛丼は4年前の失敗からの再挑戦でしたので、しっかりしたオペレーションと味付けになっているな、という感想でした。
世間の反応も概ね好評のようですし、今後はまた違うサイドメニューの販売で楽しませてもらいたいものです。