先日、千葉大学の医学生3人が女性に集団で乱暴、性的暴行を行った集団強姦の疑いで逮捕されるという事件が起こりました。
この事件では逮捕に至っているにも関わらず、なぜか名前や顔写真が公表されておりません。
千葉県警は報道関係者に対して取材拒否している状況です。
今回はなぜこれらのことが公表されないのか理由を考察してみました。
千葉大医学部生集団暴行の経緯
初めに事件の経緯や状況をおさらいします。
事件は今年の9月下旬、千葉市内の飲食店で起きました。
千葉大学の医学部5年生の20代の成人男子3人が、千葉県中央区にある飲食店の女子トイレで20代の女性を強姦し、さらに怪我までさせたという疑いで逮捕。
この医学部の3人と女性は一緒に酒を飲んでおり、女性が酒に酔っているところを介抱するとみせかけての犯行だったようです。
しかもその後、この飲食店だけでなく、3人のうちの1人の自宅にその被害女性を連れて行き、部屋の中でも性的暴行を加えるという疑いがあることもわかっております。
この報道内容が正しいなら、最低な行為にさらに最低な行為を重ねたということですね。
女性が成人男子3人相手に力で抵抗できるわけもなく、ましてや酔った状態では状況的に助けを求めずらい状態だったでしょう。
加害者の医学部生はそんなことも想定済みでの犯行なのは間違いないと思います。
弱いものを集団で襲うという本当に最低で卑劣な行為で最悪な犯罪ですね。
この医学部生には将来医者にはならないでほしいですし、大学側もそういった処分を下すようにしていただきたいものです。
千葉大医学部生集団暴行事件はなぜ取材拒否で名前や顔写真が公表されないのか?
この事件に関して千葉県警は現在のところ、加害者の医学生の名前や顔写真を公表しておりません。
それどころか、報道各社の取材に対しても回答を拒否して状態です。
同じような事件でいえば、先日近畿大学での件は名前も顔画像も公表されておりました。
なぜ千葉県警はこの事件に対して取材を拒み、実名や顔写真を公表しないのでしょうか?
千葉県警捜査一課によると、非公表の理由を、
・被害者の特定につながる可能性があり、嫌がらせなどが懸念される
・共犯関係などの捜査に支障が生じる
としており、今後も事件の詳細や実名公表をする予定はないとのことです。
もっともらしい理由ではありますが、こうなるとどんな事件に関してもこれが当てはまりかねないので、犯罪の抑止力が弱まる危険性があります。
こうなると意図的にこの事件の内容が広がることや医学生が特定されることを避けているとしか思えませんよね。
想像ではありますが、医学生の親が国の権力者だとか、警察のお偉い方の息子だとかで、事件が圧力で伏せられているとも考えられます。
こういった事件を公表しないとなると、どうしてもそういう想像や憶測が飛び交ってしまいますよね。
そうならないためにも、このような重犯罪で逮捕までに至ったのなら、事件の詳細や実名や顔画像を公表をするべきでしょう。
今回のような重い事件でも名前などが世に出ないならば、そこまでしても世間に顔や名前が広まらないといった発想を持ってしまう人が少なからずいるかもしれません。
そうなるとこのような事件に触発された人が同じような事件を起こし、さらに被害者が増えてしまう恐れがあります。
そんなことが起こらないように、これ以上悲惨な被害者を増やさないためにも、警察には事件詳細と実名・顔写真公表をしていただきたいものです。
まとめ
千葉の医学部生が起こした女性に対しての集団暴行事件。
千葉県警の取材拒否に疑問が残るばかりです。
被害女性は一生の傷を負うことになります。
これ以上そういった被害者が増えないような対応や対策を、警察だけではなく国をあげて行ってほしいものです。