熊本県益城町の無職の吉村天翔被告に懲役16年の判決が下りました。
吉村天翔被告は2015年9月に交際相手の赤ちゃんに覚醒剤を投与し殺害するという事件を起こしていました。
赤ちゃん殺害の動機や方法はなんだったのでしょうか?
赤ちゃん覚醒剤投与殺害の経緯
この事件の経緯についてお伝えします。
2015年9月4日の深夜3時頃に交際中だった20代の女性と熊本市内のホテルに入りました。
この女性はシングルマザーで生後3か月の長男を連れていました。
なんとその赤ちゃんに覚醒剤を投与して殺害したということなのです。
女性が部屋で寝ている間に吉村天翔被告が赤ちゃんに覚醒剤を投与しました。
女性が目覚めたとき12時半頃に泡を吹いている赤ちゃん気づき、110番通報します。
その際吉村天翔被告はすでに部屋にはいなかったそうです。
赤ちゃんは救急車で運ばれましたが急性薬物中毒で死亡。
解剖の結果赤ちゃんの体からは致死量を超える覚醒剤の成分が検出されます。
つまり吉村天翔被告は女性が寝ている間に女性の子供に覚醒剤を何らかの方法で投与した後、ホテルから姿を消したということですね。
赤ちゃんに覚醒剤なんて信じられない事件だと思います。
この赤ちゃんに覚醒剤を投与する動機や理由、方法はなんだったのでしょうか?
赤ちゃん覚醒剤投与殺害の動機や理由、方法は?
事件当時、犯行の動機については様々な憶測が飛びました。
「子供が泣いたから」「女性と付き合うのに子供が邪魔だったから」などの声が挙がったようです。
その後、ある報道番組の取材で有力な犯行の動機が浮かび上がってきます。
吉村天翔被告は事件後、親しい友人に動機や覚醒剤を投与した方法を打ち明けていました。
その友人の話しによると、赤ちゃんが泣きやまなかったので、部屋のトイレの中に入れて、その中で覚醒剤をあぶって気化させる「あぶり」の方法で煙を吸わせたとのことです。
話している時はの吉村天翔被告は誇らしい様子だったとのこと。
ヒドイだけでは済まないような人格ですね。
おそらく吉村天翔被告は覚醒剤でおかしくなっていたのでしょう。
その被害が他人に、ましてや赤ちゃんに及ぶなんてとんでもないですね。
自分だけおかしくなるだけならともかく、未来ある子供の将来がこんな残忍な方法で奪われるなんてやりきれません。
吉村天翔被告の素顔は?
この吉村天翔被告を小学生の頃から知っている知人によると、「物を盗んだりして素行は良くなかった」とのことです。
トラブルを良く起こしていたものの、建設業で働きだし、結婚もしていたそうですが、離婚後にまた荒れ始めたと言います。
何が吉村天翔被告の人生を狂わせたかはよくわかりませんが、何の罪もない赤ちゃんが犠牲になる必要はどこにもありません。
吉村天翔被告には一生をかけて罪をつぐなってほしいものです。